マイ郵便受け(ポスト)リフォーム奮闘記 その一日目

   我が家の郵便受け(ポスト)は、古い椅子(いす)の受けに乗っけてある。

 昔は壁に固定してあったけど、外壁を断熱リフォームした時に、
折角、綺麗な外壁にしたのに、郵便受けを取り付けるのは気が引けた。


 そこで、昔から我が家に残ってる「お尻受け」が壊れた椅子が有ったので、
それを利用することにした。


 で、「お尻受け」の大きさに合わせて板を円形に切り取り、
その板に、郵便受けをネジで固定し、椅子の枠に填め込んで
使っていたのである。

 私は、レトロな感じが好きだし、この椅子乗せ郵便受けは、
風情が有ると喜んでいた。


 だが、かみさんは、
「スロープの邪魔をするし、良い方法を考えてください。」
と言う。
 そこで、スロープの邪魔にならないように、玄関の階段下に置いた。

 だが、そこは、軒(のき)の下ギリギリなので、風が強い時の雨だと、
郵便受けも椅子も濡れるのである。


 郵便受けは、「耐水」だし、雨が中に入り込まないように作られてるが、
椅子は木製なので、雨に当たり続けると、傷みが早まるだろう。


 この椅子は、気に入っているので、何とか残したい。
   そこで、雨風に曝されても良い材質で、郵便受けを作ることにした。

 参考にしたのは、ネット通販のアマゾンで見付けた物。

 これに似た物を、なるべくお金を掛けないで作りたい。

 そこで、
・大きめの植木鉢、
・サル除けネットで余った単管パイプの切れ端、
・単管パイプを立てる時の台座、
などの有った物を中心に使って、作ることにした。
 植木鉢の底に、水抜きの穴が空いてたんだけど、
単管パイプを差し込むには、穴が小さかった。


 ので、回転砥石(といし)をインパクトドライバーに取り付けて、
少しずつ植木鉢を削って広げ、ギリギリ、単管パイプが入る穴にした。

 植木鉢に単管パイプを挿しただけでは、植木鉢が軽過ぎて、
郵便受けの重さや風による揺れを支え切れない。


 そこで、植木鉢の中に、コンクリートを流し込み、固めて、
コンクリートの重さで、郵便受けを支えることにした。


 単管パイプの途中に、「垂木(たるき)留め」クランプを取り付け、
植木鉢を乗せてみる。

 そして、単管パイプの先っちょに挿す台座が、
植木鉢の縁よりも出過ぎないよう、クランプを上げ下げして、
植木鉢の高さを調整する。
 単管パイプの先に、単管パイプ台座を填め、
・台座が、植木鉢の縁よりも出過ぎないように、
・植木鉢の縁が水平になるように、
水準器を使って、調整する。


 これが正確でないと、単管パイプの支柱が、傾くことになり、
郵便受けが傾く。
 インスタントコンクリートを10s買って来て、水で練る。

 因みに、コンクリートは、
・セメント、
・砂利、
・砂、
・水、
を適量で混ぜて作る。


 だが、このインスタントコンクリートは、
買った時から、セメント、砂利、砂が入っているので、
後は、水を入れて混ぜるだけで、コンクリートが作れる便利物。


 注意が必要なのは、水の量。
 少ないと硬過ぎるし、少ないとベチョベチョになるから。
 インスタントコンクリートを植木鉢の中に流し込み、固まるのを待つ。

 固まれば、コンクリートの重さで、良い台座が出来るだろう。

 第1段階の完了だ。



 郵便受けリフォームの二日目へのリンク

http://komox2.sakura.ne.jp/kaisyuu/post2/180919post2-2.htm