セイコガニのページ

 このページは、
毎年頂く「セイコガニ」に関する記事を
纏めたページです。

 毎年、似たようなことを書いているけど、
最後まで読んでいただくと、
「セイコガニ」についての知識が
増すと思いますので、どうぞ。


<先ずは、カニの知識を>

1)カニの数え方

 カニは、
・生きている物は、1匹、2匹・・・と数え、
・食べられる状態だと、
  1杯、2杯・・・と数える。
ようだ。

 また、1枚、2枚・・・と数えることも
有るようだ。


 因みに、
「杯」と数えるのは、
カニの甲羅(こうら)が、
杯(カップ)のようだからとか。



2)ズワイガニ、セイコガニとは

 毎年、11月7日前後に
漁が解禁となる日本海のカニだが、
・大きい物は、
  オスで「ズワイガニ」と呼ばれ、
・小さい物は、メスで、
  セイコガニと呼ばれて、
いる。


 「ズワイガニ」のメス「セイコガニ」は、
・小さな身体のカニであるところから、
 コッペガニと呼ばれることが有り、
・小さいので、
  食べるところが殆ど無いけど、
・メスなので、
  「うちこ(内子)」と呼ばれる
   朱色の卵巣と、
  「そとこ(外子)」と呼ばれる
   茶色でブツブツの卵、
  を持っており、
・その内子が絶品の味で、
 通は、
ズワイガニよりもセイコガ二を好む、
と言われる物である。


 また、
・「ズワイガニ」は、
 足の身や胴体の身を食べて
  楽しむのだが、
・「セイコガニ」は、
 内子と呼ばれる「卵巣」や、
 外子と呼ばれる「受精卵」を楽しむ、
違いが有る。


 なお、「内子」は、
「赤いダイヤ」と呼ばれるほど珍重され、
濃厚でコクの有る美味しさに、
”ズワイガニよりも
  セイコガニの方が好き。”
と言う人は多い。

 私も、
「ズワイガニ」は
そんなに食べたいとは思わないが、
「セイコガニ」は何度も食べたい
と思うほどだ。



3)ズワイガニ漁の解禁日

 因みに、
何で11月6日が
ズワイガニ漁の解禁日かと言うと、
「立冬」
を解禁日と定めているからだそうな。


 となると、
年によっては、
11月7日、
11月8日、
が「立冬」になるので、
解禁日が一〜二日ずれるようだ。



4)ズワイガニの名前の違い

 因みに、
同じズワイガニでも、
水揚げ漁港によって、
・兵庫県北部、京都府北部、鳥取県、島根県など
  山陰地方で水揚げされれば、「松葉ガニ」。
・福井県の漁港で水揚げされれば、「越前ガニ」。
・石川県の漁港で水揚げされれば、「加能ガニ」。
と呼ばれるそうな。

 また、
ズワイガニの雌は、
・山陰地方では、「セコガニ」。
・京都府丹後地方では、「コッペガニ」。
・福井県では、「セイコガニ」。
・石川県では、「香箱ガニ」。
と呼ぶそうだ。



 中断



<毎年の日記>


2019.11.07 カニ漁解禁一日遅れ



 11月6日は、
・オスの「ズワイガニ」、
・メスの「セイコガニ・コッペガニ」、
の解禁日である。

 で、テレビやインターネットニュースで、
カニの水揚げや初セリの様子を伝えていた。



 と言うことで、我が家も、昨晩、
「セイコガニ」を頂く予定で居た。

 私の妹が、
船舶会社の経営者に嫁いでいて、
義弟(妹の主人)が、
解禁日にプレゼントしてくれるのだ。

 とは言っても、
義弟がカニを獲って来るのではなく、
付き合いの有る漁師さんに頼んで
獲って来てもらい、
プレゼントしてくれるのである。

 勿論、漁師さんには代金を渡して。



 ところが、
昨日のお昼過ぎに、義弟から、
”義兄さん、今日は、カニが獲れなかったらしく、
 カニを渡せないんや。ご免。”
”魚屋さんに頼まれていた分も無いんやって。”
との連絡が入った。

 そう言えば、
以前、
カニを提供してくれる網元さんと話してたら、
”カニの解禁日が近付くと、
  獲れるやろかと胃が痛くなるんや。”
と辛い気持ちを言ってたからなあ。

 解禁日までカニを獲ってないので、
行けば獲れると思ってたけど、
やっぱり漁は、
賭け、
博打、
水物
なんだねえ。



 そして、今日のお昼前、義兄から、
”カニが入った。
 持って行こうと思ったけど、
 親戚のお婆さんが亡くなった。
 その家に行ってるので、行けなくなった。
 会社まで取りに来てくれる?”
との連絡が入り、貰いに走って行った。

 会社に着いたら、若社長夫婦が居て、
「セイコガニ」が30杯(匹)も入っている箱を
渡してくれた。
 お礼に、コシヒカリ30sを渡して来た。


 で、持ち帰った「セイコガニ」は、
・息子親子、
・娘の嫁ぎ先、
・親戚、
などにお裾分けし、
残りは、私と姉が食べることに。

 なお、かみさんは、
甲殻類アレルギーが有るので、
食べられないのである。
 可哀想。


 なお、
・私は、自分でカニを捌きながら食べ、
・姉には、
  外子、内子、足の身を取り出し、
 チャーハンの上に載せて、
  カニチャーハンを作り、
食べさせた。

 内子や身が詰まった、
本当に良いカニだった。
 感謝。




2018.11.06 セイコガニ



 今日は、
日本海のズワイガニとセイコガニの漁解禁日。

 と言うことで、
今年も、義弟(私の妹の夫)から、
20杯のセイコガニを貰った。
 1杯1,500円はするだろうに、有り難いことだ。


 何で義弟がセイコガニをくれるかだが、
義弟は漁業関係の会社を経営しており、
漁師さんとの付き合いが有るので、
「所縁の有る人に旬の物を食べてもらおう。」
と、漁師さんから買ってプレゼントしてくれるのだが、
付き合いが広いので、
物凄い数になり、出費も大きいと思う。


 それについて、義弟は、
「大変やけど、
  ”これが出来る間は、会社は大丈夫なんやな。”
 と思ってほしい。」
と笑っている。
 太っ腹だ。


 で、貰った20杯を、
娘の嫁ぎ先や息子親子、親戚などにお裾分けしたら、
3杯だけ残った。
 我が家は3人なので、3杯だけで充分なんだけど。

 或る親戚では、
毎年、我が家からセイコガニが届くので、
外に出ている息子が、
この夜はセイコガニを食べに帰って来るとか。
 それも良いでしょう。


 その1杯を解体し、
食べ易くして姉に食べさせた。
 だんだん上手になっている気がする。

 そして、私も頂くことに。
 やっぱり、内子(未成熟な卵・卵巣)が、
本当に美味しい。
 感謝。


2017.11.06 カニ漁解禁 H29



 今日は、
ズワイガニ
 (松葉ガニ、越前ガニや加能ガニの、
漁の解禁日だった。

 と言うことで、
毎年、義弟(私の妹の旦那)が、
「セイコガニ」を
20匹(杯)プレゼントしてくれた。

 義弟は、
漁船関係の会社を経営しているので、
話題の旬の物を
食べることが出来るのだ。


 加えて、
義弟の付き合いの有る漁師さんに頼んで、
選りすぐりの「セイコガニ」を買って、
プレゼントしてくれるので、
スーパーマーケットなどで売っている、
開いてみたら中がスカスカだったと言う、
外れも無い。
 いつもながら、有り難う。


 その頂いた20杯の「セイコガニ」は、
・娘の嫁ぎ先、
・息子親子、
・親戚、
などにお裾分けしたら、
3杯しか残らなかった。

 お裾分けしたみんなが喜んでいたので、
それで良いんだけどね。


 で、残った3杯の内、
・1杯は、姉の為に捌いて、
  皿に分けて食べさせ、
・1杯は、私が食べ、
・1杯は、かみさんの分だが、
かみさんは、
カニを食べると喉が腫れるので、
私が食べ、
20杯の「セイコガニ」は、
全部無くなった。


 解禁日に、
全国的な話題の
「セイコガニ」を食べられるなんて、
恵まれているなあ。
 感謝感謝。




2016.11.06 カニ漁解禁 H28



 今日(11月6日)の午前6時に、
ズワイガニ漁が解禁になった。

 と言うことで、
北は富山県、南は島根県までの間の海で、
底引き網漁の漁師さんたちが、一斉に出漁し、
「ズワイガニ」と「セイコガニ」を
穫って帰って来た。


 因みに、「セイコガニ」は、
・「ズワイガニ」のメス(雌)で、
・大きさは、ズワイガニの半分以下で、
・「セコガニ」「コッペガニ」などと呼ばれ、
・メスなので、資源保護の為に、
 富山県から島根県までの間では、
 漁期は、11月6日〜1月10日となっている、
カニである。

 その、
旬の中の旬と言えるセイコガニを、
20匹も頂いた。

 実は、
私の妹が、
漁業関係の会社を経営している所に
嫁いでいて、
その夫(私にとっては義弟)が、
毎年、解禁日にセイコガニを
プレゼントしてくれるのである。


 なお、頂いた20匹の内、
我が家で食べる3匹以外は、
娘の嫁ぎ先や
息子親子、
親戚などに
お裾分けで配るので、
もう残っていない。

 旬の物だし、
貰った側も喜んでくれるので、
お裾分けしてても嬉しい。

 何せ、高価な物だし、
こんなことで貰わないと、
なかなか自分で買ってまでは
食べないからね。


 そのセイコガニを、夕食前に頂いた。
 美味しい。
 贅沢。

 オスのズワイガニは大きいので、
甲羅内の身や足の身を食べるのが主だが、
セイコガニは、
「内子(うちこ)」と呼ばれる未成熟の卵が、
何よりも美味なのである。


 その写真を撮りたかったけど、
手先が覚束ない姉の為にセイコガニを分解して、
・外子、
・内子、
・足などの身、
・甲羅内の身、
に分けて皿に載せ、
食べ易くしてやってたので
撮れなかった。



 そんなわけで、次のページを参考にしてください。
http://komox2.sakura.ne.jp/gourmet/kani/seikogani.htm


2015.11.06 カニ漁解禁 H27



 カニの漁獲量減少などから
資源絶滅の危機を防ぐ為、
カニ漁の許可期間を定め、
資源を守る取り組みが成されている。

 因みに、
ズワイガニと
セイコガニ(ズワイガニのメス)の
漁の許可期間は、
・新潟県より北の海での漁期は、
 10月1日から翌年5月31日まで。
・富山県より南の海での漁期は、
 <メス>11月6日から翌年1月10日まで。
 <オス>11月6日から翌年3月20日まで。
と定められている。


 今日11月6日は、
そのズワイガニ漁の解禁日だった。

 で、
漁師さんたちは、
未明から一斉に底引き網漁に出掛け、
その水揚げが有り、
夕方、我が家も頂くことが出来たのである。

 解禁日その日に食べられるなんて、
恵まれているわさ。

 と言うのも、
私の妹が、
漁業関係の仕事をしている家に嫁いでいるので、
付き合いの有る漁師さんからセイコガニを購入し、
我が家にもプレゼントしてくれるのである。

 そして、
その漁師さんも、良いカニを選んでくれるそうで、
毎年、本当に美味しいカニを貰えている。
 有り難いわさ。


 そんなわけで、
義弟の会社に行き、
セイコガニを20杯(匹)貰い、
帰り道に、
娘の嫁ぎ先や従兄弟たちの家、
息子親子などなどに
配りながら帰ったら、
本当に我が家で食べる分しか
残らないことになった。

 いっぱい食べたいのに。

 まあ、
みんなが喜んでくれるので、
配り甲斐が有るんだけど。

 さて、いよいよ食べることに。

 最初に、姉の分を捌(さば)いて
皿に取り分けてやった。

 と言うのも、
姉は手が覚束ないので、
自分で食べさせると騒動になるし、
食べ残しも増えるので
勿体無いからである。

 そして、
私も食べることに。

 かみさんが、
「貴方には、
  一番大きくて良さそうな物を
   上げました。」
と言ってくれてたが、
写真のように、内子もタップリで感激。


 因みに、
セイコガニは身体が小さく、
足や胴体の身の食べる部分は少ないけど、
・「味噌」と呼ぶ朱色の内子は、
  本当は卵巣だが、
 これが例えようが無いほど美味。
・茶色のツブツブが、本当の卵だが、
 ここは、嫌がり棄てる人も居る。
と言う状況で、
内子を楽しむのがセイコガニの本領かもね?


 何はさておき、
今年も旬の物を堪能させてもらい、
感謝感謝。


2013.11.08 カニ漁解禁 H25



 11月5日から7日まで、
仙台に出掛けてた。

 その間の6日に、
カニ漁が解禁になり、
昨日7日に、
O市に嫁いでいる妹夫婦から、
セイコガニ(コッペガニ)が
我が家に送られてきた。

 毎年のことで、感謝感謝だ。


 なお、
送ってきてくれたのは、
19杯(匹)と言う中途半端な数だったらしい。

 誰かが数え間違えたみたいだ。


 その中で、
・娘の嫁ぎ先に6杯、
・息子家族に4杯、
・親戚等に5杯、
・私が2杯、カミさんと姉で2杯、
と、カミさんが処理してくれてた。


 しかし、
昨晩は10時に帰宅したので、
その時間からカニを食べる気にもならず、
今日になった。

 カミさんと姉は、
昨晩、私が帰るまでに食べたそうな。


 カミさんは、
私の為に、
特に良さそうな物を残してくれてたので、
内子も豊富で、本当に美味しかった。
 感謝。

 後1杯、私の為に残してくれてる。
 楽しみである。



2012.11.07 カニ漁解禁 H24



 昨日、カニ漁の解禁日だったようで、
心密かに
カニが届くことを期待していた。

 と言うのも、
私の妹は漁業関係の家に嫁いでいるので、
毎年、解禁日か翌日に、
セイコガニを送ってくれるからである。


 すると、
今日、妹の嫁ぎ先から、
15ハイ(匹)ものセイコガニが届いた。

 お陰で、
息子親子、
娘の嫁ぎ先家族、
従兄弟の家、
私たち3人が、
美味しいセイコガニを
食べることが出来たのである。

 感謝感謝。



 送ってくれた妹に
お礼の電話を入れたら、
このセイコガニは、
我が町の漁師さんが獲って
魚市場に水揚げた物で、
「綺麗にしてあったわ。」
と言っていた。


 その漁師さん夫婦は良く知ってるし、
先日も、
仕事場に
「カマス」を持って来てくださったところだ。

 世間は狭くて、
いろいろな繋がりが有るものだね。




2010.11.07 カニ漁解禁 H22



 11月06日は
ズワイガニの解禁日だそうで、
「冬の味覚の王者を、
いよいよ味わえるんだねえ。」
と思っていたら、
7日の夜、
知人が「セイコガニ」を届けてくださった。
 遠い所に、
しかも夜と言うのに、申し訳ないことだ。


 因みに、セイコガニとは、
・「ズワイガニ」のメスで、
・小さな身体のカニであるところから、
 コッペガニと呼ばれることが有り、
・小さいので
  食べるところが殆ど無いけど、
・メスなので、
 「うちこ(内子)」と呼ばれる
  朱色の卵巣と、
 「そとこ(外子)」と呼ばれる
  茶色でブツブツの卵、
 を持っており、
・その内子が絶品の味で、
通は、
ズワイガニよりもセイコガ二を好む、
と言われる物である。


 勿論、身を食べるのなら、
身体が大きくて身もたっぷり有る
ズワイガニの方が
食べ甲斐も有るのだが、
私もセイコガニが大好きで、
感謝感激夜である。


 と言うことで、
早速、2匹も頂いたが、
美味しかったねえ。
 ああ、幸せ。

 本当に有り難うございました。