鬼柚子(おにゆず)の甘煮

 我が家には、
「鬼柚子」の木が1本有り、
毎年、10個前後の、
大きな実を着ける。

 その大きさは、
普通の柚子の、
5〜10倍ほど有る。




 因みに、
・「鬼柚子」は、「獅子柚子(ししゆず)」
   とも呼ばれ、
・柚子と言っているが、柚子ではなく、
  「文旦(ぶんたん)=ザボン」の亜種
   だそうで、
・他の柑橘類のような物でないので、
  実を、そのまま食べても、
   全く美味しくなくて、
  綿みたいな内皮?も食べられないし、
・何らかの加工をして食べるべき物、
だそうな。




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 私の大好物、
「鬼柚子(おにゆず)の甘煮」
の作り方を書き残す。


 なお、
あくまでもかみさん流なので、
もっと細かく知りたい人は、
クックパッドなどを観てください。


<材料の準備>

 一応、材料を書くと、今回は、
・鬼柚子は、700g
・砂糖は、鬼柚子の半分の
  350g、
である。

 なお、
白砂糖を使うと、
仕上がりが透明で綺麗だが、
かみさんは、三温糖を使う。






<下拵え(下準備)>

1)鬼柚子の皮をしっかり洗い、
 汚れやゴミを落とす。



2)鬼柚子を、
半分、4等分、8等分と割って、
種や芯を取り除く。



3)適当な大きさに切って行く。
  皮を食べるので、捨てない。



4)ビニール袋に、
 鬼柚子の切り身を入る。



5)150gの砂糖を掛ける。



6)ビニール袋に、
 敢えて空気を入れて、括る。
 空間の有る方が、袋を振って、
 砂糖を馴染ませ易い。

  時々、袋を振って、
 砂糖と馴染ませ、
 一晩、寝かせる。
  こうすると、
 苦みが減少するらしい。



7)一晩寝かせておくと、
 砂糖が馴染んで良い感じになる。




<煮込む>

1)フライパンに入れる。
  土鍋でゆっくり煮込むのが
 一番良いらしいが、
 我が家には大きな土鍋が
 無いので、
 フライパンでするらしい。



2)再び、砂糖を掛ける。
  今回は、残りの250gの
 砂糖を入れる。




3)混ぜながら、
 弱火でゆっくり煮込む。

  これに掛かりっ切りだと
 何も出来ないので、
 他の調理をしたり、
 洗濯物を畳んだりしながら、
 時々、チェックとかき混ぜを
 行なうと良い。






<冷蔵庫で冷やす>

1)出来上がりをボールに移し、
   粗熱を取る。

  赤砂糖を使ったので、
 色合い的には、良くないかも?
 

2)ラップを掛けて、
 冷蔵庫で冷やす。

 冷やした方が、美味しい。





 中断