グルメ
ジャックダニエル(2) 2013.02.27

 昨日の日記に、
「ジャックダニエルは、
 ドライカウンティ(禁酒の郡)で作られているが、
 そこに住む人は、お酒は飲めるのだろうか?」
と言う意味の疑問を書いたところ、知人から、
「禁酒郡に住む人は、売ってはいけないけど、
 飲むのは許されるらしいで。」
と教えてくれた。


 そこで、インターネットで調べてみたら、
・禁酒法が残っている郡や市町では、
 酒を売ることが禁じられているが、
 酒を飲むことは禁止されていないことが多く、

・郡の外に行って酒を買って来て、
 自分の住む郡に戻ってくるのだが、

・栓が開封されてない酒瓶の持ち込みは、
 販売を疑われる所為か禁止されてる為、

・郡内に戻る前に栓を開けるので、
 ついつい飲んでしまい、
 飲酒運転や飲酒運転事故が多い。

のだそうな。
 日本人には、訳の分からない話だねえ。

 では、何で禁酒法が撤廃されないかと言うと、今までも何度も禁酒法廃止の提案が議会に出されるのだが、その度に、
・飲酒によるトラブルや犯罪が増える。
・青少年がアルコールの害を受けることが増える。
などの理由で、否決されるのだそうな。


 因みに、
・酒の販売が禁止されている地域は、
 ドライ(乾いた)カウンティなど
・酒の販売が認められている地域は、
 ウエット(湿った)カウンティなど
と呼ばれるそうな。

 そして、テネシー州の100近くの郡の2/3は、まだドライカウンティなんだそうな。
「アメリカは自由の国」
と言われることが多いが、お酒に関しては厳しいんだね。


グルメ
ジャックダニエル 2013.02.27



 知人から、お土産にアメリカのテネシー州産ウィスキー「ジャックダニエル」を頂いた。
 そう。最近、テレビで、
「ドライカウンティ(酒の販売が禁止されている郡)で
 製造されているウィスキー」
のCMが流れているお酒である。


 アメリカでは、1919年に禁酒法が制定され、禁酒法が撤廃された後でも、テネシー州ムーア郡のように、まだ禁酒法が継続されている郡が有るんだよね。
 訳が分からないのは、禁酒法が残る地域で、有名なウィスキーが作られていること。
 この地域の人たちは、お酒はどうしているのだろう?


 それはおいといて、早速、そのジャックダニエルを、ストレートで飲んでみた。
 美味い!
 まろやか!
 香りも良し!
 本当に美味い。焼酎よりも好きかも知れない。


 なお、ストレートも良いけど、アルコール度が40度(%)も有るので、オンザロックでゆっくり飲んだり、水割りにしたりで楽しもうと思う。

 因みに、アルコール度だが、
・ビールは5〜7度、
・日本酒は16〜17度、
・焼酎は25度、
・テキーラは40度、
程度などで、ジャックダニエルの40度は高い方である。


 そんな中で一番アルコール度数が高いのは、ウオツカの「スピリタス」と言う銘柄で、アルコール度数が96度だそうな。
 多分、口に入れたら、ガガーンと衝撃が走るんだろうね。
 ちょっと興味が有る私である。