蓮(ハス)と睡蓮(スイレン)の違い
かみさんが、少しずつ浮き葉を増やす「ハス(蓮)」を観て、
「睡蓮みたいやね。」
と言う。
確かに、まだ「立ち葉」が伸びていないので、「スイレン(睡蓮)」みたいだ。
と言うことで、「ハス」と「スイレン」の違いを書いておこう。
<浮き葉の違い>
1)似たところ
「ハス」も「スイレン」も、茎を伸ばして、丸い葉を水面ピッタリに広げる。
2)違うところ
「ハス」の浮き葉は、丸い葉である。
「スイレン」の浮き葉は、端っこに茎の付け根が有り、
そこに、切れ込みが有る。
だから、
・真ん丸の浮き葉が出ていたら、それは「ハス」、
・切れ込みの有る浮き葉が出ていたら、それは「スイレン」、
と言える。
<花の違い>
1)似たところ
「ハス」も「スイレン」も、仲間なので、花も似ている。
2)違うところ
「ハス」の花は、水面から高く飛び出した「立ち葉」の先に咲く。
「スイレン」の花は、基本的に水面ギリギリに咲く。
お分かりいただけましたか?