学習室
「初午(はつうま)」
初午(はつうま)とは何ぞや?
まず、「午(うま)」から考えてみよう。
<午(うま)>
十二支(じゅうにし)とは、今更ながら書いておくと、
「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う:うさぎ)、辰(たつ:龍)・・・・・・・」
と12種類の動物が割り振られたもので、その中の7番目に、「午(うま)」が有る。
「牛」に似た文字だけど、上に棒が突き出ていない(角が無い)から、「午=馬」なんだろうね。
この「午」は、
・方角では「南」で、
太陽の光が一番強い時、
・時刻では「お昼」で、
この「午」を基準にして、
午前、午後と言う言葉が生まれた、
のである。
<干支による月日の割り振り>
昔の人は、上記の「十二支」と「十干」で60種類の組み合わせを作り、月や日を割り当て表して来た。
例を挙げると、
・平成28年1月1日は、
十干では「壬(みずのえ)」で、
十二支では「午(うま)」で、
組み合わせると「壬午(じん・ご=みずのえうま)」で、
・平成28年1月2日は、
十干では「癸(みずのと)」で、
十二支では「未(ひつじ)」で、
組み合わせると「癸未(き・び=みずのとひつじ」、
となる。
書いていても邪魔臭いが、この組み合わせが10種類と12種類の組み合わせで、60種類有るのである。
<初午とは>
上に書いたが、毎日に十二支を割り振ってあるので、全ての干支(えと)は12日ごとに繰り返される。
だから、例えば「子(ね:ねずみ)」の日は、一ヶ月に3回ほど有ることになる。
その中で、毎月の最初の「午(うま)」の日を、「初午(はつうま)」と言う。
だから、今年の1月の「初午(はつうま)」は、1がつ1にちと言うことになる。
ところが、社会一般では、「初午(はつうま)」と言うと、2月の最初の「午」の日を言うことが当たり前に成っている。
と言うのも、
・奈良時代である711年(和銅4年)に、
・京都の伏見稲荷大社に、
稲荷大神が鎮座された由来が有り、
・これを受けて、全国の稲荷神社で、
初午大祭(はつうまたいさい)が行われ、
・加えて、
立春が有る2月の初午の日こそが、
「一年で最も運気が高まる日」
と考えられている。
からである。
長くなったが、「初午」についての蘊蓄でした。