「ドコモ」口座トラブル
  と
PayPayの使い方



 日記の再掲である。



2020.09.17 ドコモ口座トラブルの影響

 かみさんが、新聞の「ドコモ(docomo)口座」でトラブルを、
「ドコモロ」座でトラブルと読み、
”「ドコモロ」座って、どんな演劇座なんやろ?”
と思ってたそうな。
 笑えるけど、有り勝ちな勘違いかも?



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 さて、世の中には、
悪知恵が働き、
ちょっとした隙を見付けると、狙ってくる、
悪人がいるものだ。


 で、ドコモが、
インターネット口座(電子マネー)を運用し始めたら、
悪人が、
・ドコモのスマートフォンの契約をしてなくても、
・免許証や電話番号などでの本人確認が無くて、
  メールアドレスだけで口座を開けることを知り、
・架空の名義(名前)で、ドコモの口座を開き、
詐欺の準備を始めるのである。


 次に、悪人がしたことは、
実際の銀行に口座を持っている人の、
口座番号と暗証番号を探し出すことだ。

 銀行のキャッシュカードの暗証番号は、
4桁の数字の組み合わせだが、
1の位は10個の数字で、
10の位も10個の数字で、
100の位も10個の数字で、
1000の位も10個の数字なので、
10×10×10×10
の組み合わせとなり、1万個の組み合わせとなる。

 おいおい、
日本中のキャッシュカードを使う人間が、
たったの1万個しか無い組み合わせを使ってるんだぜ。

 逆に言うと、悪知恵の働く奴は、
・或る銀行の誰かの口座番号を知ったら、
・コンピューターを使って検索させたりして、
 暗証番号を見付け出せる。
と言うことだろう。


 そして、
・架空の名義で作ったドコモの口座に、
・暗証番号を解読した銀行の口座を紐付け(連結)させ、
  (紐付けは、暗証番号が分かれば出来る)
・銀行の口座から、ドコモの口座にチャージ(入金)させ、
・その後、ドコモの口座から出金させたり、支払いに使ったり、
するのである。


 天下のドコモが、
お客を増やしたいと言う、安易な欲望の為だけで、
本人確認が無くても口座を作れるようにしただけで、
2千万円を超える額が、
知らない内に、個人の口座から、
悪人のドコモの口座に入金させられ、
奪われたんだよね。

 なお、ドコモは、
「被害を受けた銀行と協議し、
  被害を受けた個人の口座が確認出来れば、
   被害額を、全額弁償する」
と言っているそうだが、当たり前だわね。

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 で、その余波が、私にも襲って来た。

 と言うのも、
・私が口座を持っている地方銀行は、
  ドコモの口座に関する被害は受けていないが、
・私は、「paypay(ペイペイ)」へのチャージ(入金)は、
  地方銀行から、直接チャージ出来るよう登録してるが、
・paypayを使って、
  ゆうちょ銀行からチャージさせ、
   チャージさせた残高を、現金で引き出す被害が、
    17件で、141万円有ったそうで、
・私の地方銀行も、
  「paypay」へのチャージを停止させた。
のである。


 と言うことは、「paypay」のチャージ残高が無くなっても、
追加チャージ出来ないじゃないか。

 と言うことは、
現金での買い物をしなきゃいけなくなるじゃないか。



 それは嫌なので、仕方が無いから、
クレジットカードの「ヤフーカード」を、
「paypay」のチャージ元に登録してしまった。

 これは、
1)ヤフーカードから「paypay」にチャージして、
2)ヤフーカードが、1〜2ヶ月後に、
   私の地方銀行口座から引き落とす。
ことになる。

 このタイムラグが嫌いだけど、仕方が無いなあ。


 そして、
実際にヤフーカードから「paypay」にチャージしたら、
無事にチャージ出来た。
 良かった。


 そこで、嬉しくなって、
・チャージ金額が5,000円を割ったら、
・自動で5,000円を追加でチャージする、
オートチャージも設定しておいた。

 ちょっと調子に乗り過ぎかな?


2020.09.18 PayPayとクレジットカード

 昨日、
「ドコモ」口座を使って、銀行預金が不正に引き出された、
と言う事件のことを、この日記(ブログ)に書いた。

 そして、
・「paypay」への、銀行からの直接チャージが停止になったので、
・クレジットカードからの「PayPay」にチャージ、に切り替えた。
と書いた。


 すると、
”どんな違いが有るんや?”
”クレジットカードからチャージさせて、金を抜かれないんか?”
との質問が有った。

 と言うことで、
上手く答えられるか分からないけど、書いてみる。



<クレジットカードからPayPayへのチャージ>



 「PayPay」アプリをスマートフォンにインストールすると、
どの方法で、電子マネーをチャージするか、聞いて来る。

 チャージ出来る方法は、
・自分の持っている銀行口座からチャージする。
・クレジットカードからチャージする。
の2方法であり、
WAONや楽天エディなどのように、
コンビニなどで、現金を出して、
チャージすることは出来ない。


 で、クレジットカードからのチャージだが、
「PayPay」を運営しているpaypay株式会社は、
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁で
作られた会社である。

 故に、
”クレジットカードから「PayPay」にチャージ出来るのは、
  「ヤフーカード」と言うクレジットカードのみ”、
と言うように作られていて、
他のクレジットカードからは、
「PayPay」へのチャージは出来ない。


 と言うことで、「ヤフーカード」は、
・年会費無料、
・唯一、「Paypay」にチャージ出来るクレジットカード、
・「Paypay」で使わなくても、
  コンビニなどで使えば、「Tポイント」が貰える。
などのメリットが有るから、作っても良いかも?

 ただ、他のクレジットカードを持っていて、
これ以上、クレジットカードを増やしたくない人は、
止めましょう。


<「Paypay」支払いにクレジットカードを使う>



 「Paypay」は、電子マネーなので、
使う前に、銀行口座や「ヤフーカード」からチャージしておいて、
チャージ残高から支払う、
と言うのが基本である。

 ところが、「Paypay」には、
・「Paypay」残高を使わずに、
・クレジットカードを登録しておいて、
  支払いの直前に、
   「Paypay」残高でなく、クレジットカードを選ぶ、
 ことが出来る。
機能が有る。

 なお、
クレジットカードを「Paypay」に登録する時、
「ヤフーカード」だけでなく、
その他のクレジットカードも、登録出来る。

 その他のクレジットカードでチャージは出来ないが、
複数枚でも、登録は出来るのである。


 そして、支払い直前に、「Paypay」アプリを開き、
支払い方法でクレジットカードを選ぶと、
「Paypay」残高は減らずに、
取り敢えずは、クレジットカードから支払われ、
後日、クレジットカードに紐付けされている銀行口座から
引き落とされるのである。


 ただ、ここでも「ヤフーカード」は優遇されていて、
・「ヤフーカード」での支払いを選ぶと、
  ポイントが加算されるのだが、
・その他のクレジットカードで支払うと、
  ポイントは、一切、貰えない。
ことになっている。

 なお、
支払いで「ヤフーカード」を選ぶと、そのポイントは付くが、
「Paypay」ポイントは貰えない。
 二重では貰えないのである。
 また、昔は貰えた「Tポイント」も貰えなくなってしまった。
 ケチ!


<クレジットカードを使うメリット>

 「ドコモ口座」のチャージを銀行口座からすると、
電子マネーと銀行口座が、直接繋がっている。

 だから、銀行口座のデータを見付ければ、
電子マネーを奪い取ることが出来る。
 今回は、それを狙われたのである。


 しかし、
クレジットカードで電子マネーをチャージすると、
銀行口座と電子マネーの間に、
セキュリティのしっかりしたクレジットカードが入るので、
「ドコモ口座」のような犯罪は起き難いと思う。

 それが、メリットだろう。


 とは言っても、
クレジットカードなら、絶対に安全と言うことは無い。
 クレジットカードでも、
ID(身分)やパスワードを盗まれたら、被害に遭う。

 しかし、被害に遭った場合は、
届け出さえすれば、カード会社が保証すると、
明文化されている。

 だから、
クレジットカードの利用状況は、小まめにチェックしよう。


<スマートフォンを使ったQRコード決済>

 今回は、
スマートフォンを使ったQRコード決済で、
一番使われている「paypay」を例に書いたが、
他の「??pay」でも、基本は、ほぼ同じことだろう。

 因みに、どれだけ「??pay」が有るかだが、
私が聞いたことの有る物を書き出してみると、
・PayPay(日本で一番利用されている)、
・LINE Pay(LINEの普及と共に伸びている)
・楽天ペイ(チャージの楽天エディと違い、クレジットカード支払い)
・ファミペイ(ファミリーマートで現金チャージが主)、
・7pay(二段階認証をせずに荒らされたセブンペイ)、
・メルペイ(メルカリで得た収益を、支払いに使える)
・auPay(電話のau契約者は、恩恵が多い)
・ApplePay(iPhoneやアップルウオッチが無いとダメ)
・GooglePay(複数の電子マネーを使い分けられる)
・AmazonPay(Amazonアカウントのクレカで支払い出来る)
・ゆうちょPay(ゆうちょ口座を持ってなきゃダメ)
などなど、

 なお、電子マネーには、
スマートフォンのQRコード決済を使わない、
楽天エディやWAONなども有る。

 でも、カードを何枚も持たなくて良いQRコード決済は、
これから、ますます普及するんだろうね。



 以上、ここまで書いてみたが、参考になったでしょうか?

 書き足りないことがいっぱい有るが、
切りが無いので、今日は、ここまでにします。