2016.05.07 アヒルと鴨のコインロッカー

 まるっきり訳の分からない題名の小説を読んだ。
 それが、
・著者:伊坂幸太郎(いさかこうたろう)、
・著書:「アヒルと鴨のコインロッカー」
・発行:2003年11月、
・特徴:叙述トリックミステリー小説、
である。


 この小説の特徴として、「叙述トリックミステリー小説」と書いたとおり、後半で「大どんでん返し」が有るのだが、正直言って、私は、全く叙述トリックに気付かなかった。
 それほど、上手に書かれていた。


 また、この小説は映画化されて、行き付けの図書館の職員さんは、
「私、あの映画の雰囲気は好きです。」
と言っていたが、私は映画を観ていないし、この小説も初めて読んだので、最初は、
「よく分からん。
 読み難い小説やなあ。」
と思ったほどだ。


 しかし、読み終えた今は、
「この作者、やるなあ。」
「それで、題名が、
  ”アヒルと鴨のコインロッカー”
 なのか。深いと言えば深いなあ。」
と感心しているのである。



 と、前書きが長くなったが、いつものように前書きを。














 以上が、「アヒルと鴨のコインロッカー」の、ネタバレまでの流れである。
 如何でしたか?

 それでは、最後の展開はネタバレで書きます。
 ただし、いつものように完全なネタバレなので、覚悟して読んでください。
 これから、この小説や映画を読んだり観たりしようと思う方は、自己責任でお願いします。


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