ハス(蓮)の芽出しから開花まで


2018.07.01 「単独桶でもハスの花を」



 ハスの種の芽出し加工をし、芽が出たので、コンクリート漕に定植し、育てている。
 その様子は、2018.0626の日記のとおりである。


 ところで、ハスの種が3つ余っていたので、1個ずつを、単体の鉢か桶で育てようと思い付いた。
 と言うのも、そんなに広くもないコンクリート漕に、9個(9本)も定植したので、狭過ぎて、花が咲かないかも知れないとの不安を持ったからである。


 そこで、写真のように、
・「漬け物桶」を鉢代わりにし、
・田んぼの土を詰めて、
・そこにハスの種(苗)を定植、
したのである。

 取り敢えず成功で、後は順調に育ってほしいだけ。


 ちょっと不安なことは、
・「漬け物桶」なので、厚さが無く薄く、
 直射日光の影響を受けて、温度が変わり易い、
・田んぼの土を入れたら、
 ミミズやヒルや色々な生き物が蠢いている、
こと。

 だから、蚊の幼虫「ボウフラ」を食べさせる為のメダカを入れて、食い殺されないか心配している。
 どんなものだろうね?


2018.06.26 「ハスの浮き葉増殖中」



 「浮き葉」が増殖中である。

 根元を見ると、かなり根が張りつつあるようだ。

 根がしっかりしてくると、「立ち葉」が伸びて来るのかな?


 待ち遠しい。


2018.06.22 「ハスの浮き葉」



・ハスの種の「芽出し加工」をしてから20日間、
・芽が出てから、14日間、
・コンクリート箱に定植してから11日間、
経って、「浮き葉」が増えて来た。


 しかし、葉も小さいし、茎も細い。
 これでは、この夏には花が咲かないかも?


 ただ、メダカも入れて、温度計もセットし、ミニビオトープ的な物が出来たので、毎日、様子を観るのが楽しみではある。

 出来たら、花が咲いてほしいなあ。


2018.06.11 「ハスの苗移植」



 ハスの芽出しが成功し、写真のように、芽が軸になるほど長くなって来た。
 この目の先に葉が着き出したら、移植しようと考えてた。

 ところが、かみさんが、
「もう定植しても良いんじゃないですか?」
と言う。
 私が、
「せめて、葉っぱが着いたら移植しよう。」
と言うのに、
「どっちで育てても一緒ですよ。」
と言う。
 そこで、植物育ちのプロの言うことなので、かみさんに従って、定植することに。


 その手順だが、
1)昔、籾の芽出しに使っていたコンクリート箱を、
 ハスの花の床にすることに。
  今まで、私の日曜大工の作業台に使っていた物だ。
2)コンクリート箱を平らにして、
 赤玉土、腐葉土を買って来て、混ぜ合わせる。
3)ハスの種を移植し、水を張る。
4)ボウフラが湧くのを防ぐ為に、
 メダカを入れ、水藻も入れておいた。
と言うもの。

 一応は、完成。
 うまく育つと良いのだが。


 ちょっと気掛かりなのは、60cm×45cmの平面に、9ヶ所も移植したので、狭くないかと言うこと。
 狭いと花が咲かないらしいので、ちょっと心配。
 その内、間引かなきゃならないのかな?


2018.06.06 「ハスの種の芽出し」成功



 先週の土曜日に「芽出し加工」をして、ペットボトルに張った水の中に入れておいたハスの種。

 一昨日とかに見ても芽が出ていなかったら、かみさんが、
「全然芽が出ないけど、削る場所は正しかったんですか?」
と人を疑うようなことを言う。


 それに対して、
「お前はバカか。
 どんな種でも、頭から芽が出る種なんか無いわ。
 ちゃんと、お尻の方を削ったわ。」
と、心の中で罵った。
 後がややこしくなるので、言葉に出すことはしない。


 で、言葉では、
「間違ってないで。
 あと少しで出て来ると思うけど。」
と、穏やかな口調で答えた。
 優しい私?
 ビビりな私?


 そんな今日、ハスの種を入れているペットボトルを覗いてみたら、見事に緑色の芽が出始めている。
 それも、あんなに硬い殻を割りながら、芽が出ている。
 嬉しい。
 達成感、半端無い。


 それにしても、あんなに硬い殻を割るなんて、小さな芽なのに、どんな力持ちなんだ?
 自然の凄さを感じたね。


 どうぞ、しっかり成長してね。


2018.06.02 「ハスの種の芽出し」加工



 ハスの種の芽出しだが、種の表皮がとても硬いので、単純に水に付けただけでは芽が出るとは限らない。
 そこで、お手伝いをしてやることに。



1)芽出し用容器の準備

 種を水に浸ける為の容器は、ペットボトルを流用。

 頭の部分をカッターナイフで切り取って、コップ状に加工。

2)種のお尻を削る

 種から芽が出易いように、お尻の部分を削ってやることに。
 ペコっと凹んだ方がお尻で、頭は尖っている。


 で、最初はサンドペーパーで削ってやろうと思ったが、サンドペーパーの目が細かかったので、上手く削れない。
 電気工事用のニッパーで切り取る方法も有るが、フッと、クラインダーに砥石刃を着けて回転させ、それに当てて削ることを思い付いた。
 私って、頭が良いなあ。


 結果、写真のように綺麗に削れた。
 良かった。


3)水に浸けておく

 準備が整ったので、ペットボトルに種を1個ずつ入れ、水を張った。

 そして、暖かい所に置いておいた。


 早ければ4日ほどで芽が出るそうなので、楽しみだ。


2018.06.01 「ハスの種の芽出し」ミッション発令



 かみさんが、ハス(蓮)の種が育つ「花托(かたく)」から種を取り出し、種が無くなった穴に、布切れで作った色とりどりの種?を入れて、飾りにしている。
 それは、玄関に飾ってある。

 観た人は感心したりしているが、私は、元の種を入れてある方が良いと思うけど、恐ろしくて口に出したことは無い。


 で、採取した「種」を観て、私に、
「ハスの種の芽出しをしてください。」
とのミッション(指令)を発せられた。
 仰せのとおりに。