門扉(ドア)支柱の加工


<支柱を抜く時、曲げてしまった!>

 門扉を別の場所で再利用しようと、取り外し、残った支柱も、悪戦苦闘の結果、何とか引き抜けた。

 しかし、軽トラックで力任せに引っ張ったので、先端から30pのところで、曲がってしまった。




<支柱の切断>

 そこで、曲がったところで切断したのだが、この支柱は、80pの深さまで打ち込んでいたので、30pを切り取っても、残りの50cmにぎっちり土が詰まっている。
 となると、次に打ち込む時に、詰まった土が邪魔をして、支柱を立てる為に打ち込んでも、苦労することになるのは目に見えている。




<土の掻き出し>

 詰まっている土を取る為に、インパクトドライバーに特別なドリル刃を着けて、
土を掻き出してみた。

 結果、とても綺麗に掻き出せた。

 しかし、ドリル刃の長さが短いので、せいぜい、10pほどしか掻き出せない。
 と言うことは、残りの40pほどに土が詰まったままで、再び支柱を立てる時、
詰まった土が邪魔をして、楽に打ち込めないだろう。




<円形の先端を楔形(くさびがた)に>

 40pに渡ってパイプの中に土が詰まっているのだが、
それを取り出すのは諦めた。

 ただ、支柱であるパイプを地中に打ち込む時、
パイプの中に何も詰まってなければ、
パイプが地中に入って行くと、土もパイプの中に入って行くので、
それほど抵抗にはならない。

 しかし、最初からパイプの中に土が詰まっていると、
それが抵抗になって、パイプを打ち込むのに苦労しなければならない。

 そこで、支柱の先端を楔形(くさびがた)に尖らせて、抵抗を減らすことに。

 と言うことで、持ち手も鉄の重いハンマーを持ち出し、
力づくで、先端を潰して、楔形に加工した。

 これで、果樹田に持って行っても、打ち込めるだろう。
 やれやれ。