#004 「ブラッディ・メアリー」

 

 

ビデオで、「エリザベス」を見た。

1958年頃の、イングランドの凄まじい王位継承争いの話である。

こんな女が女王になって良いのか?と思うほど人間味溢れた描写であった。

興味を持って調べている内、面白いことを知った。

エリザベスT世女王の前に女王の地位についていた「メアリー」という女性のこと。

 

イングランドで最初の女王は、その「メアリー」と言われている。

メアリーは、

メアリーの弟である国王が15歳で死亡した時、

ヘンリー7世の曾孫である女性が初の女王に成ったのだが、

その女王を9日間で引きずり降ろし女王の夫ともども殺害

そして、自分が女王になったのである

だから、メアリーは、正確には初の女王ではないのだが、歴史的には初女王である。

 

このメアリーは、もの凄く残酷だったらしい。

メアリーは、女王になった後、「カトリック教」を支持し、「プロテスタント教」を弾圧。

300人以上のプロテスタントや聖教者を火あぶりの刑などにした。

 

余りの残酷さに、彼女名名前は、カクテルにまで残った。

「ブラッディ・メアリー」(血塗れメアリー)である。

このカクテルは、赤い血のような色をしている。

その連想から付けられた名前であろうが、名誉か不名誉か?

因みに、このカクテル、

ウオッカにトマトジュース、そして、数滴のウスターソースで作るらしい。

今度、飲んで見ようっと。

 

おっと、忘れていた。

メアリーは、腹違いの妹エリザベスを、何故か殺さなかった。

エリザベスがプロテスタントにも関わらず。

エリザベスは、そのお陰で、メアリーの後を受け、女王になる。

今のエリザベス女王とは、微妙に関係がない。

 

映画「エリザベスへのリンク