物の学習室
掃除機の選び方
(紙パック式とサイクロン式の比較)


 掃除機の購入の参考になるよう書いてみました。
 間違いが有ったら、ご免なさいね。

 なお、2018.04.15現在でのデータである。


<紙パック式>



1)特徴
・吸い取り管と本体の間に紙パックを置き、
・細かな穴の開いた紙パックをフィルターにして、
・紙パックでゴミやホコリを集めと留め、
・空気のみを紙パックを通過させて排気させる。

2)メリット(長所)
・ゴミを捨てる時は、紙パックごと捨てられるので、
 手軽で簡単。
・紙パックにはかなりのゴミを溜められるので、
 ゴミ捨ての回数が少なくて済む。
・ゴミを触らなくて良いので、衛生的。
・紙パックがフィルターの役目もしているので、
 フィルター掃除などをしなくても良い。
・吸引力が強い。

3)デメリット(欠点)
・紙パックにゴミが溜まると、その後の掃除の時は、
 ゴミの中を吸い込んだ空気が通るので、
 ゴミの匂いがする。
・紙パックの細かな穴を通り過ぎた小さな埃が、
 排出空気と一緒にまき散らされる。
・紙パックの買い足しに、結構費用がかさむ。
・紙パックにゴミが溜まると、吸引力が低下する。
・サイクロン式よりも電気代が掛かる。


<サイクロン式>



1)特徴
・吸い込んだホコリやゴミを、空気と共にカップに集め、
・吸い込んだ物を高速回転させ、
 遠心力によって、ホコリやゴミと空気に分離し、
・ホコリやゴミはダストカップに残し、
 空気はフィルターを通して排気する。

2)メリット(長所)
・紙パックを買い足ししなくても良いので、
 本体を一度買ったら、殆ど費用が掛からない。
・排気される空気が、溜まったゴミの中を通過しないので、
 臭くないし、細かな埃も散らばらないので、
 排気が綺麗。
・ゴミ溜めのカップをパカッと開けて捨てれば良いので、簡単。
・溜まったゴミが邪魔しないので、吸引力が低下し難い。
・電気代が、紙パック式よりも比較的安くつく。

3)デメリット(欠点)
・毎日のように、頻繁にゴミ捨てをしなきゃいけない。
・ゴミ溜めカップからゴミ捨てる時、
 ホコリが舞うことが有る。
・定期的に、フィルターの掃除をしなきゃならない。


 以上、掃除機選びの参考にしてください。


 で、皆さんは、「紙パック式」と「サイクロン式」の、どちらを選びますか?
 私は、「サイクロン式」の方が良いと思うのだけど、かみさんが「紙パック式」信者なので、かみさん優先で「紙パック式」を買っている我が家です。