トマトジュースの効用

 トマトジュースの効用が、昨今、テレビや雑誌で頻繁に採り上げられている。
 それは、健康に良いからである。


 誰かが言ってたけど、
「健康は、命よりも大切です。」
って、どう言うこと?


 トマトジュースについて書く前に、先ず、トマトについて書いておくと、トマトは、
・カロリーが低いので、たくさん食べても大丈夫、
・色々な栄養成分を豊富に含んでいて、
  「ビタミンC」、
  「ビタミンE」、
  「カリウム」
  「食物繊維」
 などが有るそうで、
本当に健康食品なんだそうな。


 因みに、
・「ビタミンC」は風邪やガンの予防、美肌、
・「ビタミンE」は老化防止、
・「カリウム」は体外への塩分の排出、
・「食物繊維」は便秘予防、
の効果が有ることは、あちこちで言われている。


 その仲でも、トマトやトマトジュースで特に採り上げられるのは、「リコピン」である。
 では、「リコピン」とはどんな物かと言うと、
・トマトを赤くしている色素その物が「リコピン」で、
・強い「抗酸化作用」能力を持つ、
のだそうな。


 本編でも書いたが、酸素は生きて行くには無くてはならない物だが、働きが強すぎると「細胞を酸化(錆びさせる)させる」ことになり、身体全体が老化し、
・皮膚の荒れや老化、
・動脈硬化による心臓疾患、
・ガン、
などを引き起こすとも言われている。
 これが、「酸化作用」と言われるものである。


 で、この酸化作用を抑えることが健康に繋がるのだが、酸化作用を抑える「抗酸化作用」能力を持つ物としては、
・「リコピン」、
・「βカロチン」、
・「ビタミンE」
などが有名なのだが、「リコピン」の「抗酸化作用」能力は絶大で、
・「βカロチン」の2倍、
・「ビタミンE」の100倍、
も有るそうな。


「そんなに素晴らしい食材なら、トマトを食べなきゃ!」
と思うでしょう?
 しかし、夏季を過ぎるとトマトは穫れなくなるし、冬でもスーパーマーケットで売られているハウストマトは色が薄いし本当の美味しさに欠けるし、ちょっと困るよね。

 しかし、良い方法が有る。
 と言うのも、
・ピンクに近い、普通の生で食べるトマトより、
・赤色の濃い、ジュースなどにする加工用のトマトの方が、
 「リコピン」などの含有量が多い。
ので、トマトジュースを飲むことで、トマトの持つ栄養素を、手軽に確実に摂れることになるのである。

 また、生のトマトを食べるのは、
・トマトを食べる満足感は得られるが、
・「リコピン」を接種出来る率は低く、
逆に、トマトジュースなどの加工品だと、
・「リコピン」の摂取率が何倍にもなるので、
「リコピン」を多く摂取したい場合は、トマトジュースなどが最適なんだそうな。

 どうだ?
 トマトジュース製造メーカーさん、ここまでトマトジュースを持ち上げて書いたのだから、トマトジュース一年分とか来ませんか?


 そんなことで、私も、
・大好きなトマトを食べる為と、
・抗酸化作用能力を高める為に、
トマトジュースを購入し飲むことにしたのである。

 まあ、何時あの世に行くことになっても良いけど、生きている間は、身軽に動けて充実した日々を過ごせる身体でいたいからね。


 ただ、今回購入したトマトジュースは、
・1箱200ml入りの紙パック製で、
・糖度10の甘いトマトの、
・完熟した物を1箱に6個使用、
とアピールしているが、砂糖と食塩無添加の所為か、トマトその物で、トマト好きでない人にはちょっと飲み難い物かも知れない。

 でも、自分の健康の為に、挑戦してみてはいかがですか?


 取り敢えずは、宿題をしている孫に付き合って、ここまでまとめてみました。
 参考にしてください。