健康診断・特定健診とは


 日本人の食生活が欧米化して、
・肥満、
・高コレステロール、
・高血圧、
・糖尿病、
・心臓疾患、
・脳疾患、
などが増えて来た。

 また、
・高齢化も進み、医療費(給付金)が増え、
・国民健康保険などの制度が崩壊し掛けている、
ことも起きている。

 これらから、病気になったら治療するだけでなく、
・病気を予防して、病気を少なくし、
・医療費も抑える、
ことを目的に、健康診断を義務化する方向に来たのが、
特定健診の誕生である。

 従来からの健康診断でも、
・生活習慣病、
・ガン、
の検査は行われていた。

 しかし、
・2008年(平成20年)4月から、
・メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の
 該当者と予備軍を減らす、
為の検査と、指導も組み込まれた。

 結果、特定健診の検査項目としては、
1)問診票による、自己診断と自己申告、
2)身体測定、
 ・身長、
 ・体重、
 ・腹囲、
3)ドクターによる診察、
4)血圧測定、
5)血液検査、
 ・脂質検査(中性脂質、善玉コレステロール、悪玉コレステロール)
 ・血糖検査
 ・肝機能検査、
6)尿検査、
などが行なわれることになった。


 勿論、上記の「特定健診」の検査以外にも、
1)ガン検査
 ・胃カメラ検査、胃バリュウム検査、
 ・肺ガン検査(レントゲン検査)、
 ・大腸ガン(大便採取潜血検査)、
2)心電図検査、
なども、健康診断で行なわれる。


 因みに、「メタボリックシンドローム」とは、
・内臓脂肪症候群と呼ばれるもので、
・脂肪分や糖分の摂り過ぎや運動不足で、
・内臓に脂肪が溜まり、
・結果、色々な病気を誘発する原因となり、
現代人の健康上の大きなリスクとなっているものである。

 で、その診断には、
腹囲が、男性なら85cmを超えていると、
「内蔵に脂肪が溜まっている。」
と言う、大前提になるものから始まる。

 それに加えて、
・高血圧、
・血中脂質、
・高血糖値、
の内の2つ以上が確認されると、
「メタボリックシンドローム」
と診断される。

 私は、昨年までの測定では、
・腹囲が85cm超え、
・血中脂質が正常値超え、
なので、危ないんだよね。

 今年はどうかな?