ビワの薬効と危険
ビワは、実も葉も薬効が有ると言うことで、昔から、
「大薬王樹」=偉大な薬効の有る王様の樹木、
と呼ばれて来たそうな。
で、その薬効としては、
1)果実は、
・咳、嘔吐、喉の渇きなどに効能を発揮する。
2)葉は、
・アミグダリンやクエン酸を多く含み、鎮痛効果が有るので、
直接患部に貼ったり、
葉の上にお灸を載せて温治療に使ったりする。
・葉を乾燥させて、お茶っ葉にして飲む。
のだそうな。
なお、「ビワ茶」の効用をインターネットで調べたら、
・ガンの予防、
・強壮、疲労回復、食欲増進、
・下痢止め、
・湿疹、あせも、アトピー性皮膚炎の予防、
・咳止め、ぜんそく、
・むくみ、利尿、
・暑気あたりや夏バテ、食中毒の予防、
・肩こり、腰痛改善、
・糖尿病、
・ダイエット効果、
・新陳代謝の促進、美肌効果
といっぱい並んでいた。
これが本当なら、「大薬王樹」と呼ばれるのも分かるねえ。
皆さんも、参考にしてください。
しかし、ビワは、薬効だけでなく、
「使い方によっては、劇薬になる」
ことも有るそうな。
と言うのも、
・ビワの葉っぱに多いのだけど、
・「アミグダリン」と言う要素が含まれているのだが、
・「アミグダリン」が胃腸で分解されると、
猛毒の青酸が発生し、
・最悪の場合は、死に至ることも有る、
のだそうな。
そんなわけで、
「葉っぱや青い部分は口に入れない」
ように気を付けましょう。