仮想通貨とは




　私がここに書くことは、
本当に初歩的なことだが、
私もそうだけど、
初歩的なことから知りたい人は、
いっぱい居るんだから、
初歩の初歩から始めます。


＜仮想通貨とは＞

・通貨とは、
　　日本の「円」、アメリカの「ドル」など、
　　　国が発行し保証する貨幣(通貨)である。
・仮想通貨は、
　　コミュニティ(共同体)などが発行する、
　　　ネット上に存在する電子的な通貨で、
　他者に盗まれたりしないように、
　　暗号化されて管理されている。
・電子的な通貨なので、
　　硬貨や紙幣のように、
　　　手に取ることは出来ない。
・各国が発行する通貨は、
　　国が保証するので、
　　　人々は安心して、
　　　　使ったり貯蓄したりするが、
　仮想通貨は、
　　共同体に加入する人や団体が
　　　信頼し合うことで値打ちが出るので、
　　コインチェックのように盗まれると、
　　　値打ちが下がったり無くなったりする。
・仮想通貨としては、
　　ビットコインやイーサリアムなど、
　　　世界中に1500種類ほど有るそうだが、
　その中には、得体の知れない物も多い。
・幅を広げると、
　　市町が発行する地域振興商品券も、
　　　仮想通貨と言えるかも知れない。


＜仮想通貨と電子マネー＞

・仮想通貨と混乱しそうな物に、
　　PayPay、楽天Edy、WAON、iDなどの
　　　電子マネーが有る。
・仮想通貨も電子マネーも、
　　手に入れる為には、
　　　普通の通貨と交換して
　　　　手に入れる点では同じだが、
　電子マネーは、
　　例えば1,000円出し、
　　　カードやスマフォに1,000円貯めるが、
　仮想通貨は、その時点の交換相場で、
　　1,000円が1,000円以上や以下になる。
・電子マネーは、
　　社会で信用されている
　　　会社や業者の裏付けが有るので、
　　　　トラブルが有っても、補償が有るが、
　仮想通貨の場合は、
　　補償に対する明確な裏付けが無いので、
　　　　トラブルの時は、
　　　　　泣き寝入りしなければならない
　　　　　　かも知れない。


＜仮想通貨の目的＞

・仮想通貨は、
　　決済の迅速化を図って作られた物で、
　普通の通貨で振り込みなどをしようとすると、
　　手数料は掛かるし、時間も掛かるので、
　迅速に、経費も出来るだけ抑える
　　商業取引を目指す為に
　　　作られたようであり、それが、ビットコイン。
　実際、マンション購入の代金に、
　　ビットコインが使われたことも有る。
・そして、
　　その理論と便利さに共感した人や業者が、
　支払いだけでない色々な目的の
　　仮想通貨を作り出した。
　ところが、
　　今では仮想通貨自体が投資の対象になり、
　とんでもないことになってる。


＜仮想通貨の経緯＞

・2009年10月に、１BTC＝0.07円と
　　ビットコインに初めて値段が付けられた。
　2010年05月に、１BTC＝0.2円
　　アメリカで、
　　　ピザ2枚25ドルと10,000BTCの交換が
　　　　行われ、
　　実店舗での、
　　　最初のビットコイン決済の例となった。


　　　　略


・2013年12月に、１BTC＝110,000円
　　NHKが初めてビットコインに関する放送し、
　一般にも認知されるようになった。
　　だが、トラブルが続き、値下がりする。
・2017年01月に、110,986円に。
　　 ビットコインが2013年以来の
　　　史上最高価格をつける。
・2017年12月に、１BTC＝2,116,799円。
　　最初は、１BTC＝0.07円なのに、
　　　8年ほどの間に、１BTC＝200万円になり、
　　　　2,000倍以上の価値になったのである。
　　結果、
　　　50BTC持っていれば１億円のお金を持っている
　ことになるほどの事態になったのである。


＜仮想通貨の現状＞

・上記のように、
　　仮想通貨は、決済などの手段と言うよりも、
　　　投資の対象になっている。
・結果、「億り人」と呼ばれる、
　　ビットコインで億を超える資産を
　　　持つようになった人も出て来た。
・しかし、
　　仮想通貨の売買所／取引所コインチェックの
　　　仮想通貨ネムが流出し、
　　その不安定さから、
　ビットコインも１BTC＝80万円まで下がり、
　　財産を半分に減らした人も出て来ている。


＜仮想通貨の種類＞



・仮想通貨は、世界中に溢れ、
　　1500種類以上有ると言われている。
・だから、
　　得体の知れないものに手を出して、
　　　財産を失わないように、注意が必要だ。


＜仮想通貨の購入＞

・仮想通貨を買うには、
　　例えば、ビットフライヤーなどの
　　　売買所／取引所に登録し、
　　　　そこで、買うことになる。

・例えば、ビットコインを買うには、
　　基本単位の１BTCで買うとなると、
　　　2020年12月時点では、
　　　　230万円ほど必要になる。
・そんな大金の無い人は、
　　0.1BTCを買うと、23万円で買えるし、
・最少購入単位の0.01BTCで買えば、
　　2万3千円で買うことが出来る。



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