「比重」とは
凄く大雑把に、「比重」について書いてみた。
いつものように、間違っていたら、ご免なさい。
クレームは受け付けません。
因みに、比重とは、
・物の重さの相対的な関係を表すもので、
・比重の数値には単位は無く、
・個体の場合の基準になるのは「水」で、
水を「1」とした時、
他の物質の値がどれだけの物になるか、
・気体の場合の基準になるのは「空気」で、
空気を「1」として、
他の気体の値がどれだけかで比較、
すると言う比較方法である。
<個体の例>
杉の木 | 0.38 |
水 | 1 |
アルミニウム | 2.698 |
鉄 | 7.874 |
銅 | 8.960 |
銀 | 10.500 |
鉛 | 11.350 |
金 | 19.321 |
となり、
・「1」より数値の大きい物は水に沈み、
・数値の小さな物は水に浮く。
ことになる。
<気体の場合>
ヘリウム | 0.138 |
アンモニア | 0.596 |
窒素 | 0.967 |
空気 | 1 |
酸素 | 1.105 |
二酸化炭素 | 1.529 |
塩素 | 2.486 |
となり、
・空気より比重の大きい物は地表に溜まり、
・小さな物は空に上がっていく。
ことになる。
<補足>
笑い話みたいだが、子どもに、
「わた100kgと鉄100kgでは、どちらが重い?」
と聞くとする。
その時、
・「どちらも100kgなので同じ重さ」
と答える子が居たら、問題を良く理解していると
褒めてあげれば良い。
・もしも、
「鉄の方が重い。」
と答える子が居たら、笑ってはいけない。
直感的に答えたのかも知れないど、
「比重」としてとらえていたら、正解だから。
と言う例えが、この話の締め括りである。
参考まで。