スポーツくじ「BIG」の説明


 初めて、スポーツクジ「BIG」の、「BIG1000」を買ってみた。

 クジの中で一番当たり易いと言われている「ミニロト」を、
・同じ数字の組み合わせで、
・6年以上、毎週毎週、
・200円×5組=1,000円投資して、
買い続けたと言うのに、全くもって、1〜2位の高額賞金が当たらない。

 そこで、気分転換に、「BIG」を買ってみたのである。

 で、「BIG」に付いて纏めておくので、参考にしてください。


<初めに>

 スポーツくじ「BIG」は、Jリーグサッカーの勝敗を当てる宝くじで、
・試合日に行なわれる全試合の勝敗を当ているもので、
・J1の通常開催だと14試合も行なわれるので、
・その勝敗を全部当てるのは、大変なこと。

である。

 で、
自分でどう予想するのか?
ではなく、
コンピューターにランダムに選んでもらった勝敗の組み合わせを貰う(買う)

のである。

 そんなわけで、「BIG」は、完全に「運任せのくじ」である。


<実際の試合とBIGの当選数字の作り方>

 実際の当選数字だが、
テレビで、
”キャリーオーバーが溜まって、1等12億円の可能性が有る。”
と騒いでいた、
・2019年11月16日(土)に行なわれた
・サッカーJ2リーグの試合を使った
・第1137回の「BIG」場合の当選番号は、次のとおりだ。

試合数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
ホームチーム チーム名 山口 愛媛 京都 長崎 東京 福岡 大宮 町田 鹿児島 岐阜 岡山 八戸 鳥取 長野
試合の得点 2 1 1 0 1 0 1 0 1 1 0 2 1 1
アウェイチーム 試合の得点 3 2 0 1 2 2 1 3 0 3 1 0 2 0
チーム名 山形 琉球 千葉 栃木 徳島 金沢 新潟 水戸 甲府 横浜 富山 福島 沼津
BIGの数字
100円BIGの数字
BIG1000の数字
ミニBIGの数字

 なお、当選数字の説明だが、
・緑色枠は勝利チームで、
・ホームチームが勝てば、数字は「1」を、
・ホームチームが負ければ、数字は「2」を、
・引き分けは、ホームチームに「0」を、
入れる方式である。

 そして、
・「BIG」では、14試合の勝敗を当て、
・「100円BIG」でも、14試合の勝敗を当て、
・「1000万円BIG」では、11試合の勝敗を当て、
・「ミニBIG」では、9試合の勝敗を当てる、
ことである。


<種類と確率、当選金など>

 「BIG」の種類や1口の購入代金、確率、当選額などを纏めてみる。
 なお、配当金は、
・定額ではなく、売上高に対する%だし、
・当選口数の多い少ないも影響するし、
・前回の当選が無かったり、少なかったりすると、
 キャリーオーバー(持ち越し金)が増えて、当選金が上積みされるし、

で、一概には言えない。

 と言うことで、
・11月16日に行なわれた、
・第1137回の、

例を混ぜて書いておくと、

比較項目 BIG 100円BIG BIG1000 BIGミニ
1口購入代金 300円 100円 200円 200円
1等 確率 約1/480万 約1/480万 1/177,147 1/19,683
キャリーオーバー無し
通常1等当選金
3億円 1億円 1000万円 100万円
当たりの条件 14試合の勝敗の
全ての勝敗(数字)が一致
14試合の勝敗の
全ての勝敗(数字)が一致
11試合の勝敗の
全ての勝敗(数字)が一致
9試合の勝敗の
全ての勝敗(数字)が一致
当選口数(組数) 3口 1口 10口 55口
実例 560,271,678円 200,000,000円 8,737,572円 983,462円
2等 確率 約1/17万 約1/17万 約1/8,052 約1/1,094
当たりの条件 14試合の勝敗(数字)の
1個だけハズレ
14試合の勝敗(数字)の
1個だけハズレ
11試合の勝敗(数字)の
1個だけハズレ
9試合の勝敗(数字)の
1個だけハズレ
当選口数 81口 27口 207口 968口
実例 1,752,732円 914,513円 121,260円 22,302円
3等 確率 約1/1万3000 約1/1万3000 約1/805 約1/137
当たりの条件 14試合の勝敗(数字)の
2個だけハズレ
14試合の勝敗(数字)の
2個だけハズレ
11試合の勝敗(数字)の
2個だけハズレ
9試合の勝敗(数字)の
2個だけハズレ
当選口数 1,008口 415口 1,811口 7,925口
実例 40,314円 23,763円 12,014円 4,100円
4等 確率 約1/1,643 約1/1,643 約1/134 無し
当たりの条件 14試合の勝敗(数字)の
3個だけハズレ
14試合の勝敗(数字)の
3個だけハズレ
11試合の勝敗(数字)の
3個だけハズレ
当口数 8,334口 3,001口 10,763口
実例 7,290円 3,290円 1,360円
5等 確率 約1/299 約1/299 無し 無し
当たりの条件 14試合の勝敗(数字)の
4個だけハズレ
14試合の勝敗(数字)の
4個だけハズレ
当選口数 45,483口 16,649口
実例 1,290円 890円
6等 確率 約1/75 無し 無し 無し
当たりの条件 14試合の勝敗(数字)の
5個だけハズレ
当選口数 180,918
実例 570円

と言うことになる。

 キャリーオーバーがたっぷり有ったので、
当選金が2倍になったのである。

 先ほども書いたが、スポーツクジ「BIG」は、
「コンピューターが作り出した、14試合の勝敗の予想を、買わされる」
のだから、「コンピューター任せ」「運任せ」のクジである。

 まあ、クジはすべて、運任せだけどね。




 中断