東野圭吾の紹介
推理小説作家の「東野圭吾」は、
・多作で、
・殆どの作品が、大成功かそれなりの成功かを獲得し、
・文学賞の受賞も多く、
・多くの作品が映画化される、
人気作家、ヒットメーカーで、
私も、作品の殆どを読んでいるほどだ。
甥っ子も作家を目指して、色々な文学賞に出品しているが、
「東野圭吾」みたいな作家になれると良いのにねえ。
あまり面白くもない推理作家の小説では、
どんなふうに密室を作って自殺と見せ掛けたか?
などに力を入れて、
トリックの面白さや奇抜さを自慢するような物が多く、
背景を描くのが不十分で、結果、面白くない。
が、
「東野圭吾」は、人間の心理や行動をトリックにしているので、
推理小説でありながら、心を打たれることが多いので、
愛読するのである。
で、その
・作品
・受賞歴
・映画化作品
などを紹介する。
<文学賞受賞作品>
文学賞受賞作品は、次のとおりである。
年 | 作品名 | 受賞文学賞 |
1985年 | 放課後 | 第31回江戸川乱歩賞 週刊文春ミステリーベスト10で1位 |
1999年 | 秘密 | 第52回日本推理作家協会賞(長編部門) |
白夜行 | 週刊文春ミステリーベスト10で1位 | |
2006年 | 容疑者Xの献身 | 第134回直木三十五賞 第6回本格ミステリ大賞(小説部門) 週刊文春ミステリーベスト10で1位 このミステリーがすごい!で1位 |
2008年 | 流星の絆 | 第43回新風賞 |
2009年 | 新参者 | 週刊文春ミステリーベスト10で1位 このミステリーがすごい!で1位 |
2012年 | ナミヤ雑貨店の奇蹟 | 第7回中央公論文芸賞 |
2013年 | 夢幻花 | 第26回柴田錬三郎賞 |
2014年 | 祈りの幕が下りる時 | 第48回吉川英治文学賞 |
2018年 | 沈黙のパレード | 週刊文春ミステリーベスト10で1位 |
(注)以上は、2020年1月11日現在のデータです。
<映画化された作品>
また、映画化された作品は、次のとおりである。
なお、テレビドラマ化された作品も多いが、多過ぎて書くのが大変なので、
省力する。
年 | 作品名 | 主演等 | 映画の題名・備考 |
1999年 | 秘密 | 広末涼子 | |
2003年 | ゲームの名は誘拐 | 藤木直人 | g@me. |
2005年 | レイクサイド | 役所広司 | レイクサイド マーダーケース |
2005年 | 変身 | 玉木宏 | |
2006年 | 手紙 | 山田孝之 | |
2007年 | 秘密 | フランス映画 | 秘密 THE SECRET |
2008年 | 容疑者Xの献身 | 堤真一・福山雅治 | |
2009年 | さまよう刃 | 寺尾聰 | |
2009年 | 白夜行 | 韓国映画 | 白夜行-白い闇を歩く |
2011年 | 白夜行 | 堀北真希 | |
2011年 | 夜明けの街で | 岸谷五朗 | |
2012年 | 麒麟の翼 | 阿部寛 | 劇場版・新参者 |
2012年 | 容疑者Xの献身 | 韓国映画 | 容疑者X |
2013年 | プラチナデータ | 二宮和也 | |
2013年 | 真夏の方程式 | 福山雅治 | |
2014年 | さまよう刃 | 韓国映画 | さまよう刃 |
2015年 | 天空の蜂 | 江口洋介 | |
2016年 | 疾風ロンド | 阿部寛 | |
2017年 | ナミヤ雑貨店の奇蹟 | 山田涼介 | 中国でも映画化 |
2018年 | 祈りの幕が下りる時 | 阿部寛 | |
2018年 | ラプラスの魔女 | 櫻井翔 | |
2018年 | 人魚の眠る家 | 篠原涼子 | |
2019年 | マスカレード・ホテル | 木村拓哉 | |
2019年 | パラレルワールド・ラブストーリー | 玉森裕太 |
(注)以上は、2020年1月11日現在のデータです。
<その他>
なお、これらの実績から、
・日本推理作家協会理事長、
・直木賞選考委員、
などを務めている。
中断