コミック&ビデオ「どろろ」
<醍醐景光の物の怪との契約>
・甲斐の国(山梨県)の近くに領土を持ち、戦国武将に仕える醍醐景光は、
・天下を取るという野望を叶える為に、
魔物の彫像が祀られている「地獄堂」に行き、
”願いを叶えてくれるなら、
私が手にする物の内、好きな物を与える。”
と願うと、契約の印に、額に痣が刻まれる。
・そして、生まれて来た赤ん坊から、
皮膚も目も鼻も耳も、手足も、48の部分が奪われていた。
・あまりもの疎ましさに、赤ん坊を捨てさせるが、
乳母は、小舟に乗せて、川に流す。
<百鬼丸の成長>
・川に流された赤ん坊は、医者「寿海」に拾われる。
・「寿海」は、昔、自分が犯した罪を償う為、
貧しい人々を無料で救うと共に、
木を削り、顔や手足を作り、
それらを失って戦死した者に着けてやり、
弔っている人間である。
・そして、赤ん坊に「百鬼丸」と名付け、
成長と共に、身体に合わせた義足などを作り、
着けてやり、育てる。
・「百鬼丸」はその生い立ちの所為か、
ししょっちゅう魔物が襲ってくるので、
自分で自分を守れるよう、
「寿海」は、「百鬼丸」に剣術を身に着けさせる。
・加えて、両手の義手に日本刀を仕込んでやったりする。
<旅に出る百鬼丸>
・有る時、襲ってくる魔物を倒した時、
片足の義足が外れ、激痛と共に生身の足が再生する。
・魔物を倒す度に、身体の一部が返って来て再生することを知った
「寿海」は、「百鬼丸」を、身体を取り戻す旅に出させる。
<どろろとの出会い>
・旅をする「百鬼丸」は、「どろろ」と言う名の泥棒少年と出会う。
・「どろろ」は、不幸な生まれを持つ少年だった。
と言うのも、「どろろ」の父親は
中断